Recorder & Microphone
2004/06/18
・HosukeFilmの録音機器です。アシスタントが生録(音を録る趣味)をしていたので色々あります。たまたま全てソニー製です。
左上の小さめのマイクが1981年頃のECM-939LTというMSステレオマイクです。小さくてデザインは良いのですが、低音は入りません。
その下の小さな四角が1999年発売のMDレコーダ MZ-R90です。語学学習用に買ったのですが、案外音が良く携帯に便利なので録音にも使用しております。
左下のイヤフォンはMDR-EX70というゴム耳栓タイプのもので、遮音性が良いのが特徴です。音質は嫌いなのですが、密閉型ヘッドフォンより遙かに携帯性が良いので使っております。
真ん中下にあるのは1984年発売のWM-D6C(ウォークマンプロ)というカセットレコーダです。ECM-939LTと組み合わせて生録に活躍しました。
真ん中上にあるのがTC-D100というDATレコーダで、現在でも細々と販売されています。信頼感はありませんが、音質的には満足しております。
・現在主に使っているECM-999というMSステレオマイクです。大柄なせいか低音もちゃんと録れます。このマイクは写真のように倒立させて使用するようになっているので、立てる角度と向きについてかなりシビアなのが欠点です。
MSマイクならではの機能として、ステレオ収音の指向性を0-150度に可変出来るので、角度を狭ばめれば距離のある目標の音と動きを選択的に録れ、角度を広くすれば周りの環境音が録れます。
・ところで、録音機材についてのポイントは、マイクロフォンの性能です。レコーダに関してはMDでも充分に思います。
マイクロフォンに関しては、ある程度までは価格の分だけ効果が得られるように感じます。ステレオマイクなら目安として1万円以上の物をお奨めします。
録音はフィルム撮りと違って、手軽にその場でテスト確認が出来るのと、練習にもお金が掛からないのが大きな利点です。
録音に関してのお奨めサイトは、「MDで生録&オリジナルCD工場」です。
・その他の録音機材です。
左のPCカードとケーブルはDigigram社のVXpocketという、ノートパソコン用Audio入出力装置です。高音質でハードディスクレコーディングが可能です。ハリウッド映画でもPowerBookと合わせて野外録音に使われているらしいです。アシスタントは音楽観賞用に使っております。
右のテープレコーダは1979年頃のソニー製ステレオ「マイクロ」カセットレコーダ M-1000という物です。マイクロテープなのでノイズが多くレンジも広くはありませんが、内蔵MSマイクが高性能で、臨場感ある生録が手軽に出来ました。